I.Hのブログ

カメラの種類をまとめてみた。一眼レフ、ミラーレスやその他カメラの違い。

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この記事はカメラを始めてみたいけど、

  • 撮影用カメラにどのくらい種類があるの?
  • 一眼レフとミラーレスって何が違うの?

という方に参考にしていただければと思います。

カメラの種類

様々なメーカーがありラインナップが豊富なカメラですが、たいていの場合カメラは大きく分けて2つの特徴で分類することが出来ます。

  • ①レンズを交換するもの
  • ②レンズ交換の必要が無いもの

この2つに分けることが出来ます。また、それぞれのタイプに当てはまるカメラは

  1. 一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ
  2. コンパクトデジタルカメラ

となります。(ここではデジタルカメラを対象としています)

カメラの種類が分かったところで、次はそれぞれのカメラに関するより詳しい特徴について見ていきましょう。

レンズ交換有りのカメラ

レンズ交換有りのカメラには一眼レフとミラーレスがあると言うことを伝えました。実際に写真でどのようなところに違いがあるのか確認してみましょう。

カメラのサンプル写真

SONY α7II、CANON eos kiss x7

(左:ミラーレスカメラ、右:一眼レフカメラ

カメラのサンプル写真

私が所持しているカメラです。ダイヤルの種類やカメラ大きさには多少違いはあるものの、基本的に外観には大きな違いはありません。

それでは一眼レフカメラとミラーレスカメラにはどのような違いがあるのでしょうか。以下それぞれの説明をしていきます。

一眼レフ

一眼レフの構造

一眼レフの構造(黄色の矢印は光の流れを表す)

一眼レフカメラとはレンズ交換式カメラの1つ。この種類のカメラは撮影に使用するレンズとレンズを通して入ってきた光を映像に変換するイメージセンサーの間に鏡を置いています。そのため、実際に撮影されるイメージを光学ファインダー(=鏡に写った像)から確認することが出来ます。

光学ファインダー

ファインダー内の景色の画像

光学ファインダー内の景色

電源をオフにしてファインダーを覗いた様子。バッテリーを消費せず構図を決めることに専念出来ます。

バッテリーを使わなくても構図の確認が出来る。

→バッテリーが無くても鏡越しに構図を確認することが出来ます。バッテリーを常に駆動する必要が無いのでバッテリーの心配は少ないです。

慣れるまで適正な明るさで撮影することが難しい

→電子ファインダーではリアルタイムで露出の変化がファインダー内の液晶からで確認できます。しかし、一眼レフの場合は露出設定を変化させたとしてもファインダーを通して見られるのは鏡に反射された景色なのでファインダー内で露出の変化を確認することは出来ません。

ミラーレス一眼

ミラーレスカメラの構造

ミラーレスカメラの構造

ミラーレス一眼もレンズ交換式カメラの一種ではありますが一眼レフとの最大の違いはmirrorless(ミラーレス)の名の通り鏡が無いことです。鏡が無いので光学ファインダーの代わりに電子ファインダーとなっています。

電子ファインダー

電子ファインダーの写真

電子ファインダー内の様子

電子ファインダーはレンズから入ってきた光をイメージセンサーを通じて映像を出力します。一眼レフとは違い景色を反射する鏡が無いため電源オフの状態では構図の確認は出来ません。ですので、構図の確認をするには電源をつける必要あります。

電子ファインダーから直接写真の仕上がりを確認できる

→ファインダーを覗きながら写真の明るさを確認して撮影が出来るので理想通り写真を撮りやすいです。

バッテリーの減りが早い

→ミラーレス一眼の電子ファインダーはバッテリーが駆動した状態でないと構図を確認することが出来ません。撮影の際には常に電源をつけないといけないためバッテリーの面では少し心配です。

レンズ交換なしのカメラ

コンパクトデジタルカメラ

レンズを交換する必要の無いカメラは大体このタイプです。サイズは小さくて、ボタン一つで近くから遠くまで撮影することが出来ます。

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倍率:1倍

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倍率:3.2倍

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倍率:7.2倍

コンパクトデジタルカメラのサンプル

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SONY RX100(DSC-RX100)

私が実際に所有しているコンパクトデジタルカメラです。この写真のカメラのように一眼レフやミラーレス機のように細かいダイヤル設定が出来る機種もあります。

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この機種の場合は細かいダイヤル設定は出来ないようになっています。機種によりダイヤル設定が出来るかどうかは様々です。

小回りがきく

→サイズが小さい分レンズ交換式カメラよりも持ち運びがしやすいです。撮りたいと思った瞬間にすぐに取り出せるサイズ感が高評価です。何を撮るにしても撮影できる時はそのときだけですからね。

望遠域でのボケ感が弱い

→広角域でのF値が低いコンデジは多いですが望遠域になるとF値が大きくなってしまいます。F値が大きくなってしまうとボケの量も減ってしまいますのでレンズ交換をして対処できるレンズ交換式カメラに比べると望遠域での性能は劣ります。

まとめ

最後にもう一度おさらいしておきましょう

  • 一眼レフ

【ポイント】
電源がオフの状態でも構図の確認が出来る。手入れもミラーレスに比べると楽ちん。

  • ミラーレス一眼

【ポイント】
ファインダーを通してリアルタイムで写真の設定変化が見て取れるので撮影が簡単。

【ポイント】
小さいためすぐに取り出すことが出来るのでポケットに忍ばせておけば様々な場面で対処がしやすい。

以上カメラの種類に関する記事でした。